右往左往もありましたが、双方の弁護士を通じ、やり取りをして、2021年今年の夏に示談ということになりました。
侮辱罪や、営業妨害となる書き込みもあったため刑事告訴も考えました。
しかしながら、A氏の置かれてる立場や、A氏の家族の事を考えて、最終的には、刑事告訴せず示談とし解決金で終結をするということになりました。
刑事告訴ができる猶予期間6か月が過ぎようとしている時期でした。
欲しいのは誠意ある対応と謝罪
私としては、謝罪が欲しかった。
なぜこのような書き込みをしたのか、動機や、誰からか情報を聞いて書いたのか。はたまた、A氏の思い込みで書いたのか、とマダムドルチェ、店長、また当時のキャストに対しての謝罪、そして誹謗中傷を書きこんだ理由を求めていましたが、A氏は拒否をしました。
その問いの返事は無く終わりました。
結論からいうと、
「絶対に謝らないし、書いた理由も言わないけど金払うから終わりにしてちょ」
…―全ては金で解決します。
ということなんだろうと思います。
反省の弁もなかったですし、このような考えであったと思うのです。突きつけられた証拠を目の前にし、自分が書いた内容を確認してまで、謝罪すらなかったことは、もはや、常軌を逸しております。
営業妨害のために書きました、と認めてしまったら、民事ではなく完全に黒、刑事訴訟ですし、思い込みで書いたとなれば、残念ながら私は、何も言葉が出ません。最後の最後まで汚いと感じました。
結局は、何もないのです。納得できるところが、一つもなかったのが現実です。
謝罪が欲しいと何度言っても、弁護士が言うには、
「謝罪を求めるのは無理で、解決金(示談)になる」
との事でした。
そうだとしても、A氏も人間であるならば、自らやった愚行を直接はできなくとも、弁護士を通じてでも結構、一言でも謝罪して欲しかったと思います。
再三、私たちは謝罪を求めておりましたし、A氏の書き込みによってどのような事態に陥ったか、これまでの経緯なども文書にてお伝えし、その誹謗中傷を行う理由を問い、納得のできる回答を求めておりましたが、ございませんでした。
解決金をもらったところで弁護士費用で消えますし、それ以上に費用は発生していました。ホームページにも掲載していた、掛かった全ての費用を請求するといった内容も、無視された結果になり、反省の形が見えてこなかったのが現実です。
金銭の問題ではないのです。そもそも、解決金では済まない計り知れない損害は発生してましたし、奪われた時間や心身の健康は戻ってきません。そして、マダムドルチェを閉店せざるをえなかった現実がありました。
全ては、A氏の誹謗中傷から始まったことであるのです。発信者情報開示請求から、A氏とK子が競うように誹謗中傷を書いていたことも、元を辿れば、A氏が発端でした。